噺家でよかったな~っと思った日
昨日は過度に飲酒しなかった(笑)せいで、体調快適
さわやかな晴天と寒さの中を、バイクにて颯爽と黒門亭番頭へ。今日は一日通しで勤めます。
しかし番頭を勤めるたびに頭を悩ますのが、お客様さばきなのよ。
大概は何てことないんだけど、大勢お客様が並んだりして定員を超える時が一番ツライの。
そりゃ来ないより来てくれてるんだから、その点は感謝感激なんだけど
せっかく来てくれた方を断らないといけないのが何より申し訳ないの。ココロが痛むの
全員に入ってもらいたいのは山々なのだが・・・ここが職務に忠実であればある程板挟みになる。
机の上で考えたことと、いざ現場に出てお客様と触れ合うということとは大いなる違いがあるからね。
それに金八クンも芸人でしょ。あまり野暮なことは言いたくないし、杓子定規四角四面じゃつまらない。
融通を利かせるってことも大事なことです。寄席なんだからね。
ある芸人さんにこぼしたら、「そりゃ当たり前だろ」と、こともなげに言われたので
「じゃ、係になってやってみてください」と切り込んだら、「オレはそういうのは、イヤだ」・・・って
なんだよ~。ただ言うだけならだれでも言えます。金八クンがマジメすぎるのかね~(笑)
とはいえお客様が来てくれるということに関しては、ありがたいんです。あの空間的には
今後ともごひいきお引き立てのほどを一重にお願い申し上げます。
そんなわけで今日は前座さんのように一日中楽屋詰め。そのおかげでいろいろな世代の方と
いろんな話が出来たのが、とーっても楽しかった
単なる噂話、世間話から始まって余興のネタのことも、そういう工夫があるのは知らなかったし
落語のことも「こういう風にやった師匠がいた」とか「あの人はこういうやり方してた」などなど・・・・
フツーの人が聞くと何てことないのかもしれないが、今日の金八クンにはとても貴重な体験と時間だった
こんな健やかな気分になったのも久しぶり。間がよかったのかな。
言わなかったけど、金八クンが「こうじゃないかなぁ~」と思ったことがドンピシャリズバリ賞(古っ)
大げさではなく、「噺家っていいなぁ~」って思えた。(ちょっと、クサいかも知れんが・笑。でもマジ)
「和三盆」 「ロースカツ」 「黒門町」って三題噺ダネ(笑)
一人になってからも興奮気味(笑)ですぐ家に帰らないで一時間くらい引っかかってクールダウンした。
なんかそのくらいキモチにストレートにいろいろな思いが飛び込んできて、アテられた。
・・・本当は感激にの薄れないうちにと、文章を書いたのだがうっかりミスで全部パーにして
新たに書き直したのよ。相当自分にムカついてる。ちなみに完全シラフ
新たに書き直したのよ。相当自分にムカついてる。ちなみに完全シラフ
世の中ってうまい具合に出来てるのね、「いいあとは必ず悪い」って。
「や~い、きんぱちぃ~。お前なんかボロボロになって死んじゃぇ~」