落語家・三遊亭金八のブログ ~出来ますものは~

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【4/23また志ん朝師匠の夢を見た】

【4/23また志ん朝師匠の夢を見た】緊急事態宣言下でもアタシの存在に期待してるってことでしょう❗😤(は?(笑))。思い出してこんな新聞記事を引っ張り出しました。2000/7/25の第100回二ツ目勉強会の様子です。記事より→「…この日、もっとも指摘を受けたのは、夏の代表的な落語"鰻の幇間"でトリを務めた三遊亭金八。芸歴十年、三十歳の伸び盛りだ。志ん朝自身も十八番とする演目だけに"たいこもちってのは……"~~"この時の気持ちは……"と、身振り手振りを交えての熱気は、自身の高座さながらで、指摘は30分にも及んだ…」と。写真ではきく姫姉、菊翔兄(当時)が和やかな表情に対し、志ん朝師はアタシの方を向いて、真剣に語っている感じから、正にその"鰻の幇間"のダメ出しの最中でしょう。この時は"うちの親父は(志ん生師)はこうやってたけど、俺はこうしてる"など、先人のエピソードやシグサも実演してくれて、こと細やかに直してもらいました。この後、1年ちょっとで志ん朝師は他界しましたから、今思えば本当にかけがえのない貴重な体験でした。このネタにはしばらくご無沙汰してますが、せっかくだから"夢のお告げ"ってことで、この夏お稽古し直してやってみようかなぁ(笑)。
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