落語家・三遊亭金八のブログ ~出来ますものは~

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ニコプロの旅・南相馬・いわき編 その2


 ツイッター等々でもご承知のとおり、北方領土志発島自由訪問」無事終えて、根室へ帰ってきました。
   笑った~、感激した~。おいおいアップしますが、まずは帰ってきた報告まで・・・


 (その1からのつづき)
 
   福島市から浜通り方面へ、初めてアプローチしました。
   かなり山がちなんですねぇ・・・ちょっと驚き・・・駿菊師ばかりに運転を始め何から何まで
   やってもらっていいのでしょうか
 
   「いや、この際だからとことん甘えよう・・」 (←ココロの声・笑)
 
   なかよし幼稚園到着・・・市内三つの幼稚園が一緒になって、この名前です。
   近隣の皆様も大勢で・・・「いやぁ~なんてアットホームなフインキ」なの。
 
   早速、遊ばせてもらい・・・いや、皆さんと一緒になって楽しい時間を過ごすべく奮闘。
   まずは何より園児達に「落語」をというわけで、駿菊師が「寿限無」を・・・金八は持ちネタにありません(笑)
   そのあとは「ターちゃん・きんちゃん」。いつも大人の前か、最低でも小学生以上の前でやることが
   多いので、学齢以下は逆にヘンな感じ(笑)。その後サプライズで「らくごか、いちにちにゅうもん」として、
   シグサと小噺を・・・いいなぁ、子ども達は。一言言っただけでバカウケで(笑)
   鏡味仙次さんの「太神楽曲芸」は、もう拍手大喝采。この日一番の大ウケ
   一緒に傘の曲芸をやった子のカタチが、とてもよかった。
 
   終演後「上を向いて歩こう」をみんなで・・・ターちゃんに「しあわせは~・・」のサビの部分もらう。
   今回のこの会くらい、ユニークかつアットホームに出来た番組はそうはないでしょう・・・と自画自賛(笑)
   子ども達からも歌のプレゼント「楽しいね」を大きな声で・・・カードももらう。「みんな、ありがとー


 東北道まで戻っていわきへ。今度は自宅でのミニミニ寄席です。
   おもしろい温泉へ案内してもらったら誰もいなくって(笑)・・・地元、銭湯へ。こんなのも旅の風情です。
 
   ここの空間が面白くって、畳敷きに15名様くらい、今日の席亭の方のお知り合い。
   このツアーも最後だからと、トップの切り込み隊長金八クン。
   踊り「こうもり」「かっぽれ」のあと「ターちゃん・きんちゃん」。いや~お客様がイイわ。「愛がある
   最後を飾るにふさわしく、実に気分よく演技できました。駿菊師も30分しっかり熱演
   ほんとに立派な寄席です。後ろの定式幕のディスプレイもあの空間が、あれだけで異次元に
 
   芸人として受け入れてもらえた、健全な充実感でこのツアーを〆る
 
   さ~て、終演後は・・・待ってました駿菊師手製の「せんべい汁で飲む会」(笑)
   そのために青森やらで各種せんべいを仕入れ、道の駅川俣で福島の野菜を仕入れ・・・準備万端
   寄席だか、キャンプだか・・・(笑)。
   
   お席亭曰く・・・「お客様にも声をかけますが・・ま、ほとんど帰られると思うんで・・」という話が・・・
   「ほとんど全員が残ってる」。これにはびっくり
   そうなりゃ後は、酒飲まにゃせんべい汁食わにゃ盛りあがらにゃ(笑)
 
   あまりの盛り上がりにたまりかねて「ターちゃん飛び出す」「三線ライブ」「お手玉教室」。たのしぃ~
   さらに地下のナマズまで参加して「余震実体験」もさせてもらいました。
     
   一夜明けての朝食の、またうまかったこと・・・
 
   いやはや今回のツアーくらい、いろんな可能性を試させてもらえたことはないでしょう。
   楽しかった~・・・充実感でいっぱいです。本当にありがとうございました。