落語家・三遊亭金八のブログ ~出来ますものは~

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クルーズなぐり書き 大船渡~横浜の巻


こんなにもダラ書きになると思わなかった・・・ネタ元の「にっぽん丸」よ、ありがとー


大船渡は典型的なリアス式の地形。緑濃い山々が美しいです・・・天気も回復して晴天です。
 
ココはたいへん客船を歓迎してくれます。金八クンも思い出せば2005年のクルーズで立ち寄りました。
入港のセレモニーも盛大です。ありがたいですねぇ・・・
 
碁石海岸~おさかなセンター~盛駅からひと駅だけ電車乗って大船渡へと・・・かなりチョロチョロしまくり
昆布茶と地元産の塩辛買いました。地元スーパーものぞいて夕食調達。今日はセミフォーマルなので
乗組員食堂まで、着物で行くのもマヌケだし(笑)。
 
岸壁でたくさん食べました、うまいっ・・・詳しくはツイッター参照
 
ココは出港時、名物市長と船客との掛け合いが見もの。今回も大いに笑いました。
でも、船が出る時ってのは独特の哀しさがあっていいですねぇ・・・風情があります。
どこの港でも名残惜しいです。涙をこぼすお客さんだっているんだから。
 
ずーっと手を振って、船が見えなくなるまで見送ってくれるんだから・・・


本業の落語も大変によかったのではないかと・・・。今までで一番お客様が声をかけてくれました。
これは高座で何度も言ったけど、本当に感謝です。気持ちがあるからこそ構ってくれるんだから。
それにそんな何気ない会話から、使えるネタってのが出来るしね。
 
演目もちゃんと今回のクルーズの趣旨に合ったものをメインショーでは出したし、乗船前に考えて
「その寄港地や、船内生活のことをマクラにふる」と決めて、毎回それぞれタネを拾ってアレンジしたので
わかりやすく、親しみがあったのではと・・・(もっともらしく自画自賛して世論誘導・・・これメディアの常識
 
考えすぎてもいけないけど、やはりクルーズ船の落語ってのは独特だし特殊だね。
陸なら一切お客様とかかわりあわないけど、船じゃぁ一緒に生活してるわけだから、その辺の嗜みも必要だし
ハード・ソフト両面でも表現が制限されることもあるし・・・ま、それは陸も同じだからおあいこか。
 
貴重な体験であることは確か、スタッフの皆様にもありがとーです。色々とその時その時で助けてもらったし
さ、生かさなきゃ、活かさなきゃ・・・。キモチの冷めないうちに
なくしたSuicaの分取り返せ、取りかえせ・・・チキショー・・・ばっきゃぁろー・・・(涙)
 
以上・にっぽん丸クルーズ日記全巻の終わり